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『翠星のガルガンティア ~めぐる航路、遥か~ 後編』見てきた! 感想(ネタバレあり) [【アニメ】劇場版レビュー]

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「私にはこの道しかなかった」

リーマの怪しさを感じさせて幕を閉じた前編。
謎のマシンとリーマの目的が明かされる注目の後編だ!
というわけで感想など。

◆前振り
観覧はバルト9。






◆感想(注:ネタバレあり)
前編で引き上げた沈没船から旧文明の記録媒体を発見し、
その中に高度なメカの設計図を見つける。
これは新たなマシンキャリバーの復活か!?って期待させられる導入だ。

船団は物資補給のために『竜宮城』と呼ばれる海上貿易拠点へ寄ることに。
そこはガルガンティアですら小さく見える巨大建造物に広大な緑も見える場所。
陸地が消え去ったと言われる地球にこんな施設が建造されていたとは、
人間のしぶとさが窺えるよ。

竜宮城には海水浴場もあり、ここで予期せぬサービス展開へ!
水着を着てきたと言っては胸元をたくし上げるメルティ。
サーヤはスカートをたくし上げて黄色いビキニを画面いっぱいに露出。
なにそれエロいw
リーマとエイミーも水着姿になって和やかなムードで展開する序盤だ。
みんな普段から薄着とはいえやはり水着は良いっすなあ。

船団長のリジットは竜宮城のお偉いさん方と商談中。
そこで明らかになる陸地の存在。
...え、あったの陸地!?
会話から察するに、あまり広くはなさそうだけれど、
陸地では争いが絶えないようで軍事力も高い模様。
きっと狭い領地を奪い合っているんだろうね。
ここでリジットは勢力図も記載された世界地図を受け取るけれど、
一瞬しか映らなかったので陸地がどれだけの広さかは不明瞭。
あとでしっかり見せてくれるかと思ったけれどそんなことはなかった。

実はリーマは「陸の者」であり、
マシンキャリバーを有していたレドの知識を欲して近づいていた。
端的に言えば、陸側の命令で送られてきたスパイだ。
マシンキャリバーの『マズル』を動かせるようになれば
陸での勢力図も大きく変わるのは間違いない。
だがマズルの発する言葉が理解できないので動かせない。

そこでリーマは陸へ一緒に来てほしいとエイミーに話を持ちかける。
エイミーが来ればレドも動いてくれるという算段だ。
陸の技術があれば弟のベベルの体もきっと治せるからと誘惑。
判断に迷うエイミーとそれを支えるレドという二人のシーン。
これがなんとも良い雰囲気。
序盤からレド&エイミーのイチャラブはわりと堪能できるのが後編の見どころか。

リーマの行動の遅さに業を煮やしたのか、
『陸の特務船団』がガルガンティア船団の前に立ちはだかる。
どうやらマズルごとリーマたちを消し去ろうという暴挙に出たようだ。
リーマと共に行動していた男二人がエイミーをさらって小型船でガルガンティアを離脱。
それをリーマとレドが別の船で追う。
特務船団からの砲撃によって船は半壊するが、
その瞬間、載せていたマズルが独りでに起動。
ユンボロでは成し得ないとても軽やかな動きは、チェインバーを彷彿させる瞬間だ。

搭乗者もなく動くメカを前に驚きを隠せないレド。
「レドさん、一緒に乗って!」
コックピットに座って手を伸ばすリーマ。
レドが搭乗すると、マズルは軽快に銃を振っては砲撃すべてを撃ち落とす。
今まで動かすことすらままならなかった機体がなぜ!?
「こいつが制御系をコントロールしているんだ」
それはレドがずっと身につけていたチェインバーとの通信デバイス。
...まさかそんな仕掛けがあったとは。
おそらく通信デバイスのほうがマズルより上位OSなのだろう。
そこは明確に説明されないので脳内補完。

レドは囚われたエイミーを助け、リーマはマズルとともに特務船団に対抗。
しがみつくエイミーを抱きとめるレドの図はイチャラブ最高潮なシーンだ。

陸を裏切ったリーマは、レドたちと係ることで気持ちに変化が現れたようだね。
だが特務船団からの大きな一撃によってマズルは壊滅的なダメージを負い、
リーマを乗せたまま海中深く沈んでいく。
コックピットのモニターに映し出されるリーマの姿。
出会いから今日までのリーマが断片的に映し出される様子は、
まるでずっと見ていたと言わんばかりのマズルからのメッセージ。
「リ...リーマ」
言葉を学習したのか、片言ながらマズルが語りかけてくる。
心を通わすことができた喜びに涙するリーマ。
このままマズルと一緒に沈んでしまおうと思えた瞬間、マズルの頭部が分離する。
あのときのチェインバーのように...

この流れは予測できたうえに二度目だったので感動は薄かったけれど、
リーマが救われたことは喜ばしい。
ただ、助かったリーマの前にユンボロに乗ったラケージが現れて
二人でどこかへ行ってしまったけれど、どこへ行ったのかは謎。
単独で情報収集をしていたラケージの言動からすれば、陸かな?

結局のところ『陸』についてはほとんど知ることができずモヤモヤは残った。
通信デバイスによってコントロールできる機体が他にも見つけられれば
第二のマシンキャリバーとしてレドを搭乗させることも可能という、
いくらでも続編が作れる素材を残して幕を閉じた感じ。

言うなれば風呂敷を広げて終わった形で、
これって中編でしょ? 陸に行こうぜ!って気持ちになる。
二期の制作は頓挫したようだけれど、
こうした終わり方を見せることで二期要望の声を募る試みかもしれない。

前編でかなりのワクワク感を誘ってくれたけれど、
後編はその期待を全て受け止めてくれるにはだいぶ足らなかった印象。
レドとエイミーのイチャラブっぷりを見るには楽しい後編だった、
というのが率直な感想かな。




◆来場特典

「書き下ろし小説」と「複製原画」2枚。
複製原画は水着のエイミーと、水着を選ぶレドでした!




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コメント 4

通りすがり

セリフとしての言及はありませんでしたが陸地(世界地図)はTVシリーズでしっかり背景に描かれてますよ。放送当時あぁ、これだけしか残ってないのかって思いました。

検索すればヒットします。

自分もリジットが受け取った更新版を広げるシーンを期待したのですが残念でした。尺が足りなかったんでしょうね。
by 通りすがり (2015-04-20 13:40) 

カルディア

通りすがりさん>
TVシリーズで描かれていたのは失念してましたw
更新版、かつ戦力図も描かれているとのことなので出来ればしっかりと見てみたかったところです。
私的にはさらなる次回作のために現時点での公開を控えた印象を持ちましたが、続編が頓挫したとのことで確認する機会は失われたようで残念ですね。

by カルディア (2015-04-22 01:25) 

ガッツ

こんばんは。
私も観に行ってきました!
公開から結構経ってしまったけど複製原画と小説もゲット。
複製原画はTVシリーズの祭り回のダンサー衣装エイミィとパイロットスーツのレドでした。

>船団は物資補給のために『竜宮城』と呼ばれる海上貿易拠点へ寄ることに。
CMでも出てきたこれが最初は陸地かと思っていたけど、人工島みたいなものですよね。
ガルガンティア船団が小さく見えるほどの規模とはすごい!
でもおかげでガルガンティアの全体が一目で見られる貴重なシーンだったかも。
ものすごい複雑に船が接続されてていくつもの船が寄り集まっているのがよくわかるシーンでした。

>竜宮城には海水浴場もあり、ここで予期せぬサービス展開へ!
>サーヤはスカートをたくし上げて黄色いビキニを画面いっぱいに露出
サービスシーン今回もあった!いいぞ!
ていうかサーヤエロすぎでしょうw
圧倒的ボリューム感の胸だけでも相当の戦闘力なのに、スカートたくし上げとかw

>船団長のリジットは竜宮城のお偉いさん方と商談中
物資の一部が陸地へ流れているらしいという情報から、探りを入れるリジット。
それを非常に怪しい笑顔で否定する竜宮城陣営。
結局今回でははっきりしなかったけど、この物語の裏で違ったストーリーが展開されていることがうかがえるシーンでした。
それにしてもリジットお酒ダメだったんかいw
うまいこと撒かれたようなw

>判断に迷うエイミーとそれを支えるレドという二人のシーン。
>これがなんとも良い雰囲気。
二人の関係が自然と進展しているようなそんな雰囲気が良かったですね。

>レドが搭乗すると、マズルは軽快に銃を振っては砲撃すべてを撃ち落とす。
チェインバーのデバイスがマズルに影響を与えるとはなかなか熱い展開だ!
一瞬チェインバー復活か!?とかよぎったもののそれはさすがになかったかw
しかしチェインバーよりも旧式らしく、ブーストもジャンプも機動が重いのがまた良い。
ブースターの出力で無理やり機体を浮かせてる感じが渋いですね。
それでいてチェインバーのおかげで機体の操作はとびぬけた性能を獲得しており、正確な射撃が艦の砲を無力化していく。
現在の地球の技術から見れば高性能、チェインバーと比べれば旧式。
このアンバランスさが絶妙という感じです。

そしてラケージ!
まさかあの美女がラケージだったとは!
ピニオンがまったく気づかない、おしとやかなお嬢様風への変装。
その姿のままユンボロに乗って戦闘とか、なんといういい女っぷり!
ちゃんとキャスト見てなかったけど、同じ人が声変えてやってたんだよねあれw

>心を通わすことができた喜びに涙するリーマ。
これはちょっと泣きそうにw
いままでリーマもマズルもお互い通じ合おうとしていたように見えていただけに・・・。
これもチェインバーのデバイスで機体の能力が更新されていたからなのか、しかしようやく通じ合えた二人も残された時間はわずかという・・・。


>言うなれば風呂敷を広げて終わった形で、
>いくらでも続編が作れる素材を残して幕を閉じた感じ。
書下ろし小説を見るに、二期はまた違うメンバーでの構想だったのでしょうね。
視聴者的には陸への興味をひかれつつ、レド達は陸の争いからは離れた海で生きることを決意。
元陸側の人間であるリーマの離脱もそういうことなのでしょうね。
リーマがガルガンティアに残っていたら、陸からの干渉を受ける可能性もあるわけですし、完全につながりを切った形なのかなと。
CMの通り「レドの物語完結」ということなのでしょうね。
まあ作品の拡がりを持たせたけど、確かにOVAシリーズの完結編としてはちょっと物足りなさを感じるものでしたかね。
きっちりと見せ場と解答を両立させた派手な完結編が見たかったというのが本音です。
by ガッツ (2015-04-22 22:06) 

カルディア

ガッツさん>
こんばんは。コメントありがとうございます。

>ものすごい複雑に船が接続されてて
全体図が見えたのは良い見せ方でしたね。竜宮城のとてつもない大きさがひと目で解るし、クーゲル船団も加わった状態での全体像を見てみたかったところでした。てかあの規模でよく船同士の統率を取りながら移動できるものだなあw

>サーヤエロすぎでしょうw
ちっぱいメルティが胸元を見せるんかい!と苦笑しかけたところで、サーヤのたくし上げとか意表を突かれたw このシーンはエロかったですねえw

>一瞬チェインバー復活か!?と
それちょっと思った。マズルの中にチェインバーの意識みたいなのが融合して、一瞬だけでもレドにメッセージを残すとか、そんな展開をよぎらせてしまったよ。
ブーストジャンプは良かったですね。チェインバーよりも旧式というのが目に見えて解る演出でしたし、陸側との戦いにおいて丁度良い加減で戦えるマシンキャリバーという構図が戦闘にハラハラ感を出していたなと。

>あの美女がラケージだったとは!
お淑やかなほうが断然いいじゃん!って思いながら見てましたw

>機体の能力が更新されていたからなのか
デバイスによる介入あってのことでしょうね。
泣かせてくる展開でしたが、このあたりから先が見えてしまって私的にはもうひと工夫欲しかったなと。

>陸からの干渉を受ける可能性もある
なるほど。レドを陸の争いに介入させないスタンスであればリーマとの別れも納得の”完結”ですね。ただあそこまで陸を強調されたら行かせたいと思ってしまうw
憶測ですが、見た人の中には”チェインバー復活”をどこかで期待していた部分があったと思うんですよ。それを匂わせておいて何もなしで終わってしまったところに、期待空振りといういまひとつ満たされない感が生まれてしまったなと。最後に何か驚ける仕掛けが欲しかったところですね。
by カルディア (2015-04-23 00:50) 

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