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『ガールズ&パンツァー 劇場版』感想 引き込まれる戦車戦、共闘劇に燃えた! [ネタバレあり] [【アニメ】劇場版レビュー]

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「みんなで学園艦に帰ろう!」

TVシリーズでは毎回見事な演出で引き込んでくれたガルパン。
OVAを経て、ついに劇場版が公開だ。
どんな物語が待っているのかワクワクが止まらない!



◆前振り
観覧は新宿バルト9。
カフェがコラボってたので撮影してみた。





◆感想
(注:ネタバレあり)
ダージリン搭乗の戦車が包囲されて身動きできない状況からのスタート。
しかも相手は大洗女子!? 
練習試合の再戦かと思いきや、決勝戦のエキシビジョンとのこと。
ダージリンは少し手を抜いたみたいな発言があったけれど、
今の大洗女子は聖グロリアーナを追い込めるだけの実力はあると思う。
そこへやたら「特攻!特攻!」を掲げる知波単学園。てか誰?w
さらにカチューシャの可愛らしい高飛車声も。
なるほど、大洗女子&知波単学園 vs 聖グロリアーナ&プラウダの
混成チームによる対戦なのか。
これはのっけから面白い見世物だ!
てか砲撃音がデカくてビビるわw

その様子を落ち着いた物腰で眺める能登ボイスのキャラ、
知波単学園の隊長cv瀬戸麻沙美、おさげメガネcv大空直美。
序盤で顔見せした新キャラではこのあたりが私的な注目点に。

ゴルフ場から市街地戦へと移り、例の旅館が全壊するという見せ場?もw
それだけに飽きたらずシーサイドホテルに水族館と、
大洗の町並みをTV版以上に堪能できる点も見過ごせない。
エキシビジョンでここまで本気で戦う姿もまたいい!
浜辺に隣接する駐車場でダージリン&カチューシャに挟まれ万事休すの中、
度胸で活路を見出したあんこうチームがダージリンと一騎打ち。
ほんの少しの差、されど無念にも再び勝利を逃すことに。
混成チームとはいえ聖グロリアーナってやっぱ強いんだなあ。

ガルパンは試合後に朗らかなムードになるのがいいんだよね。
だからって4校そろっての入浴シーンかよ! ありがとう!
湯気が薄いのでわりと各キャラの体の線が明確に...特に胸の大きさw

呼び出された生徒会長に、唐突にも廃校決定の宣告が。
え、なにそれ? 急すぎるでしょ!
全国大会で優勝すれば「廃校を免れる可能性がある」だったらしい。
これは酷い。大人汚い。
戦車道の面々は納得できないままに学園艦を追い出され、陸地生活へ。
まあ、きっと廃校を撤廃する流れが新たに作られるだろうな...
とは思えたものの、これまで苦労した軌跡を思い返すと張り裂けそうになる。
みぽりんあんなに頑張ったのに!

新生活の場へと向かう途中、
みほの声であんこうチームの面々が寄り道したのは「ボコミュージアム」
包帯を巻いた熊のボコ、みほが大好きなそのキャラクター館だ。
子供っぽさいっぱいに楽しむみほの姿はほんわか気分になれるひととき。
そこで出会う小さな少女。
展開からして重要人物になることは明白。分かりやすくて良い。

やりきれない気持ちはあれど、共同生活ってのは楽しそう。
戦車道のみんなと同じ屋根の下で暮らす光景は、まるで文化祭前日みたいだ。
廃校と同時に仕事がなくなった風紀委員が
風紀を乱す側に落ちぶれていく様子はある種の見どころか。

転校書類に保護者印が必要とのことで実家に帰省するみほ。
姉のまほが私服姿で犬の散歩から戻ってきて鉢合わせ。
その表情はとても柔らかく、制服を着ているときとは見違えるほど。
素直にかわいいぞこいつーって思えた。
子供の頃に姉とたわむれる回想シーンを含め、
TV版よりも明確に妹思いの姉を感じられる一幕も。
なんか俺の中でまほ株がどんどん上昇していくぞ!

廃校を阻止するために奮闘した会長が取り付けたのは、大学選抜との対抗戦。
しかもあんこうチーム8両に対して、相手は30両。
なのにフラッグ戦ではなく殲滅戦(全滅)という不利すぎる条件。
これまで無茶な戦況をくぐり抜けてきたみほでも頭を悩ます苦しい状況。
いや、どう見ても勝てないでしょこれ。

試合直前、唐突に現れて参戦表明するサンダース。
続いてアンツィオ、聖グロリアーナ、黒森峰までも!
知波単学園、能登ボイスの不思議キャラがいる継続高校、
少し送れてプラウダもやってきた!
お、おおおおおお!!!
かつてライバルだった者たちが手を差し伸べるように集結する姿、
これたまらない! あああー目頭熱くなるって!
姉との一件でなんとなく黒森峰が参戦してくれるかなと思えたけれど、
全校とは想定外!
どんだけ大盤振る舞いなんだよ劇場版!
しかも全員が大洗女子の制服を着ているというコスプレ感がまた萌える。
わかってるなあ、わかりすぎてるなあもうw

これにて大洗女子が多国籍連合へと変貌。
最初のフィールドは林に囲まれた山地。
山頂を取れば優位に立てるものの、大学選抜は取ろうとしてこない。
罠かと思えるが熟考した結果、向かうことに。
そこへ噴火と見まごうばかりの爆発音。
これを機に一気に戦場と化し、三手に分かれた別部隊で激しい攻防戦が始まる。
相手は一校とはいえ連合軍が入り交じるから
戦況を瞬時に理解するのは難しいので目が離せない。
カチューシャの盾になるノンナ、
カール自走臼砲にアクロバティックな戦術で立ち向かう姿、
試合は始まったばかりなのに見どころ多くてワクワクする!

戦場を廃墟の遊園地に切り替えては、双方が知恵を絞り、一両一両と潰し合う。
まさに度胸と技術のぶつかり合い!
一枚上手の大学選抜の策にはまるも観覧車を使って脱するという
大胆な発想で圧倒してくる展開には口をあんぐり。
ついには大ボスの愛里寿 vs 西住姉妹の三両となって
狭い空間で息つく暇を与えぬほどのスピーディな攻防戦に。
どちらも急所を捉えられずに疲弊していく中、
まほが空砲でみほを押し出して一気に距離を縮めて愛里寿と相打ち。
結果、まほ車両だけが残り大洗女子の勝利となる。

あの空砲を撃つ瞬間、まほが憂いな表情を浮かべたけれど、
そこにどんな気持ちが乗っていたのかは分からない。
自分だけが生き残ることへの申し訳なさなのか、
自分とは異なる成長を遂げた妹への敬意なのか。
何にせよ最後の一手を託すことのできる信頼感は
姉妹あってのことだと強く感じられた一面だったよ。

試合が終わった後も気持ちよく見届けられるのがこの作品の良さ。
愛里寿とみほの間にも友情めいたものが生まれたようだね。
てか継続高校のミカ隊長はスナフキンみたいだなあw



◆総括
本編は119分とこの手のアニメ映画にしては長丁場なので
ちょっと試合が長めかと思える面もあったけれど、
戦車戦と日常劇という緩急を付けてくれるため飽きずに見られる。
各校のメインキャラの見せ場もしっかりと用意され、
試合では大胆さと頭脳プレイで先読みできないドキワク感。
操縦視点のカメラワークも随所にあって没入させてくるんだよね。

私的には連合軍が結成された瞬間がたまらなく好き。
王道だけれどこういうのに弱い。
しかも全校投入してくるあたり気前がいい!
そこまで美味しいネタは次の機会に取っておきたいものだけど、
ここで全部を出し尽くすんだと言わんばかりの大サービス。
凄い作品が出来上がったものだと感嘆する。
大変おもしろかったです!




色紙はみほまほでした



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コメント 4

とし@黒猫

あんこうが美味しい季節に合わせたような
おいしいロードショーですなあ。
by とし@黒猫 (2015-11-25 19:23) 

カルディア

とし@黒猫さん>
あんこう鍋食べたい季節ですなあw

by カルディア (2015-11-26 00:05) 

文月総司

自分も先日観に行きましたが…本当に熱いストーリーでした。公開予告CMの「取り戻せ」がずっと気になっていたのですが…なるほど、そういう事かと。恐らく廃校に関する話は最初から約束を守るつもりは無かったのだと思います。映画を観に行く前に録画したTVシリーズ全話(テレ東放映版)とOVA『これが本当のアンツィオ戦です!』を見て総復習した事は言うまでもない。

知波単学園はTVシリーズ終了後に隊長である「西絹代」の設定画は公開されていたものの劇場版にてようやく活躍の場が。戦車のスペックの差もありますがあのやり方では黒森峰には勝てませんね…何でも突撃ってw

個人的に新キャラで一番のお気に入りはローズヒップちゃん。お嬢様学校の子だけどらしくない部分が時々出るところが良いんです。クルセイダーMk.Ⅲのキット作りたいなあ!

大学選抜との試合は特に熱かった。かつてのライバル達が集結し仲間のために盾となり散っていく姿は…やはり俺の場合『聖闘士星矢』を重ねてしまいました。

継続高校のBT-42が履帯が外れた状態で走行していましたがあれは実際に可能らしいです。こういう部分もしっかり調べて劇中に反映させる。丁寧に作品を作り上げた証拠ですね。隊長のミカのCVが能登麻美子さんだったので「どこかの誰かさんは大喜びしてるな」と観ながら考えていました(誰とは言わないよ!)。

劇場版だから、と期待していた西住姉妹の共闘
が見られて良かった。こういう王道展開は好きだし、そういった作品をずっと見ていたから自分の中の熱気が最高潮に達していました。

2015年もあと少しだけどここに来て最高の作品を見る事が出来て本当に良かった。もう一度観に行きたい!
by 文月総司 (2015-11-26 21:32) 

カルディア

文月総司さん>

>最初から約束を守るつもりは無かったのだと
何故そこまで頑なに廃校させたいのかその理由が明示されないままで、そこについては気がかりの残ったところです。まあ制作サイドが映画用に無理やり持ってきた設定だろうから細かいことはいいかって感じで見ていましたがw

>お気に入りはローズヒップ
予想外w あれだけキャラがいたら出番も抑えられてしまうのは仕方ないとはいえ、そんな中でも印象付けていたキャラですね。新キャラで言えば自分は福田に注目してたw

>あれは実際に可能らしいです
片輪走行が!? 戦車には詳しくないですがあれだけの速さを持っているなら軽量でしょうからできそうな気もしますねw 序盤からミカの不思議さを印象付けていたものの意外と継続の見せ場はそこだけだったなとw

>西住姉妹の共闘
なんというか、この劇場版は「見たかったシーンを見せてくれた!」って感じがしますね。西住姉妹に関してはTV版では時間的に掘り下げられなかった部分なんだろうなと。二人の姉妹愛をじんわりと感じられて良かったです

by カルディア (2015-11-27 01:22) 

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